串田 雅士(くしだ まさし)

 

 「白石さんで工事して良かった!ありがとう!」と言ってもらえるのが
 うれしいですね。しみじみ思います。

 

 

001【所属・役職】専務
【氏名】
串田 雅士(くしだ まさし)
【ニックネーム】専務
【誕生日】1972年3月24日(おひつじ座)
【血液型】O型
【出身】埼玉県幸手市
【資格・特技】
2級建築士 福祉住環境コーディネーター2級
増改築相談員
JFA公認D級サッカーコーチ サッカー4級審判
【趣味・お休みの日の過ごし方】
サッカーをしている娘と息子の試合の応援に行くことが多いです。サッカーコーチの資格も持っていて、
以前は少年団のコーチもやっていたのですが、
急な仕事が入ったりして休日の予定が定まらないため、今は休んでいます。

 

 

■仕事内容を教えてください

 

「新しい家を建てたい!」といった希望や、「家をなおしたい!」といった住まいの悩み事がある方の
お話を聞いて、プランや予算の計画を立て、職人さんに指示を出し、お客さまの夢を現実のものにする
お手伝いをしています。

 

並行して、何現場も工事をしているので、打ち合わせや現場監理などで、お客さまの所にいることが多いですね。
お問い合わせがあれば一番にお客さまの元へお伺いするのも、社長よりも私が多いかもしれません。
小さな工事を私が、大きい工事は社長が受け持つことが多いです。
もちろん、自分で受けた仕事は最後まで一貫して対応させていただきます。

 

■この会社に入った理由はなんですか?

 

子どものころから、人前に立つと緊張してしまったり、顔が赤くなってしまったりして、
話すことが得意ではありませんでした。ですから当時は、体を動かすような仕事に就こうと思っていました。
今でも人前は緊張しますね(笑)。
そんな事を考えていたのと、高校生の頃に、スポーツカーが流行っていたこともあって、自動車に興味を持ち、
整備を学べる工業専門学校に2年間通い、モノを作り、修理をする楽しさを学びました。

 

卒業後、ディーラーで整備士として就職し、働き始めましたが、仕事の内容としては、調子の悪くなった車を
修理するエンジニアということよりも、お客さまと接するサービス業中心だったんです。
お客さまの応対が多く、時には文句を言われることもあり、学生時代に描いていた
「人と話さずに作業に没頭できる」といったイメージとは違うものでした(苦笑)。

 

で、正直に仕事を辛く感じていたころ、同じタイミングで実家の建て替えが始まりました。
その時の大工さんの仕事ぶりや、何もない所から家が出来ていく様子を見て感動したことをきっかけに、
2年務めたディーラーの仕事を辞め、実家で大工見習いとして働くことを決意しました。
でも結局はお客さまとお話することになるんですけどね。

 

大工職人としての仕事は楽しかったです。家が出来上がっていく過程の中に自分がいることがやりがいに
つながりましたね。高い所も苦手でしたが、現場を重ねていくと慣れました。
10cmちょっとしかない木材に足を置き、見る景色がたまらなく好きでした。

 

大工として5~6年経った28歳の頃、一通りの仕事ができるようになりました。
家一棟を任されて仕事の流れがわかるといったレベルですね。現場責任者として最初の仕事は28歳の頃、
自宅を建てました。出来上がったときは、やはりうれしかったですね。
今考えるとキャリアが浅かったため、少し住みにくいのは、否めません(苦笑)。

 

そして、そのころからリフォームの打ち合わせが増えてきて、社長(兄)一人では対応が難しくなり、
私もお客さまとの打合せなどを始めることになりました。
また、次の年に木工機械で指に大けがを負い、2か月ほど現場を離れることになったことを期に、
現場作業から今の職種(営業・現場監理)に移りましたね。

 

■「この仕事、やっててよかった!」と思う瞬間は?

 

IMGP0978私は、リフォームのご相談を受ける事が多いのですが、リフォームは、生活の困りごとを解決してあげることが基本だと思っています。
それが「どうして・どんなふうに困っているのか?」をしっかりくみ取ることを大切にしています。
「白石さんで工事して良かった!ありがとう!」と言ってもらえるのがうれしいですね。
それはしみじみ思います。

 

それから、ご紹介いただいたお客さまから、ご指名を
いただいた時はとても嬉しいです。

 

でも、その紹介が、店長は「のんびりしていて、頼んだ事を忘れたり、ちょっとボケているけど、
仕事と対応は間違いないから!!」なんて言われている様で(苦笑)。
でも、本当に信頼していただいているんだなぁと思います。

 

■今の仕事で大変だったこと・気をつけていることは?

 

IMGP1017少しネガティブ過ぎるかもしれませんが、以前は工事に対して、「もし、社長が対応したらもっとよくなったんじゃないか?」とか、「他の人が対応したらもっといい住まいになったんじゃないか?」「自分で良かったんだろうか?」とコンプレックスをずっと抱いていました。

 

今は「お客さまに満足していただけた!」という経験の積み重ねができ、「私にまかせて下さい」という気持ちで工事の相談にのっています。

 

それから、営業をするにあたって、やはり話すのが苦手という気持ちが常にあるので、営業研修や本を読む、
人前で話すなど、今でも勉強の毎日です。
お客さまへの対応や現場が大変というよりも、お客さまの気持ちをどれだけ理解できるか、
また、自分の想い、考えを相手にどれだけ伝えられるかが、とても大切で大変なことだと思っています。

 

あとは、土日に打合せを入れることも多く、休日が少ないので、家族には申し訳ないと思っています。

 

■社内で「これをやらせたら右に出るものはいない」ことはなんですか?

 

う~ん…ないな。…強いて言うなら、住宅模型作りですね。
新築のお家を建てる時やリフォーム後のお住まいは、絵や図面だけではイメージしづらいと思うので、
場合によってですが、小さな模型を作ってお客さまにお渡ししています。
他の人ですか? いえ、私しかやらないと思います(笑)。 楽しみながら作っています。
7~8時間くらいかかるかな。

 

■今後、仕事(もしくはプライベート)で実現したい夢は?

 

何年か前は家業ではなく、ちゃんとした企業にしなきゃと思っていたんですが、
今は「家族でやっていることがいいんだ」と思うようになりました。
家族のようなスタッフも含めてですね。

 

弊社で工事をさせていただくお客さまは、近所の方がほとんどなので、「困った時には白石工務店」と思って
いただけるような工務店であり続けたいと思っています。
そんな想いを引継いでくれる、若いスタッフを増やしていきたいと思います。

 

プライベートだと…何だろう?
バイク(ハーレー)で日本全国を旅してみたい。ハーレーも大型免許も持っていないんですが(笑)。
中型免許ならあるんですけどね。せっかくなら妻と2台で旅したいと思うのですが、
妻は免許を取る気もなくて…(笑)。

 

壮大な夢で言うと、地元埼玉の東部にJリーグで戦うようなクラブチームを作ってみたいです。
老若男女みんなが応援して、勝敗に一喜一憂するようなチームが地元にあったらいいなぁ、と思うんですよね。
そして、そのチームのオーナーになれたら、なんて、妄想しています。

 

■白石社長とはどんな兄弟でしたか?

 

兄貴のことですか? う~ん、4つ離れているのでそんなに遊んでもらった記憶はないんですよね。
近所の子達とみんなでは遊んでいたのかな。それと、お菓子の取り合いとかつまらない理由で、兄弟げんかしてボコボコにされたりとかは鮮明に覚えています(笑)。普通の兄弟だったと思いますよ。

 

ただ、兄は学校では優等生でサッカーでは10番、野球ではピッチャーで4番という感じ。対する自分はパッとしなかったんで、そこから私のコンプレックスが始まった気がします。
先生に「お兄さんすごかったね」とか言われてしまうと結構気にしてましたね(笑)。

 

一緒に働き始めてからも…信頼してますね。
兄貴が「こうしたい!!」と思って、始めたことは、受けとめて、一緒にがんばります。
例え、それが良い結果とならなくても、兄貴の責任だとは思わないし、それを受け入れる気持ちはあります。
昔からそういうところはありましたね。
兄が社長になって私がサポートするという形は、思い描いていたと思います。

 

もちろん突拍子もない事を言い始めた時はまず止めますけどね(笑)。
そして、兄貴も信頼してくれていると思うので、お互いに信頼関係ができていると思っています。

 

■社長ってどんな人ですか?

 

気が短いですね。短気です(笑)。
でも怒りっぽいっていうことではないんです。真剣なんです。
例えば現場で問題があった時に、業者さんに対してもすごく怒るんですよ。妥協しないというか…。
自分の顔を潰されたからではなく、お客さまに迷惑をかけたということに対して怒ってるんですよね。
本当の意味で、お客さま目線に立っている人間だと思います。

 

あと、どこにいても何かを吸収しようとしてます。
例えば、他の工務店さんに見学に行ったり、研修を受けて色々学んできた次の日には、すぐ社内で始めてみる。
全員で同じノートに日報を書くようになったりとか…。
常にいいもの提供したい、よりよく改善することを考えている人ですね。

 

なんか、良く言い過ぎてしまってるかなぁ(笑)。 でもウソではないですよ。