光が差し込む明るい広々二世帯住宅

新 築

 

【Fさまご一家】お父さま、お母さま、ご主人、奥さま、長男、長女
【営業担当】 白石 充
【所在地】 埼玉県杉戸町
【完成引き渡し年月日】平成28年
【インタビュアー】白石 充
お父さま=、ご主人=、奥さま=  白石=

 

家づくりを始めるきっかけは何だったんですか?

 

:きっかけね・・・。前の家が、だんだん傾いて来たっていうのが一番大きいかな。あと子ども達が別棟になってたしね。あとはおじいちゃんの介護には狭かったしね。まあいろいろキッカケはあったよね。

 

:そう、家を建て替える話はずっとしてたんだよね。

 

:傾いてて最初は建て直さないで、基礎を直すという話もあったんだけど。建てちゃったほうがという話になって具体的に進んでいきましたね。

 

:これから先、私たち世代、子供世代がずっと一緒に住むとなると、当時の家では無理だよねという話になってね。

 

:息子(ご主人)が結婚した時は、たしか最初は小さい家を建てようという話もあったんだよね。そのうちに今住んでいる家の傾きがすごいと分かったからね。

 

:そうそう。最初平屋で建てるという話もあったしね。

 

:うん。傾いた家を直しても結局はお金がかかって、部屋数が増える訳でもないし。色々と家族で話をして、最後は建てようかと。

 

白:一番のキッカケは家が傾いていたからでしょうか?

 

:そうですね。あとは息子が結婚して一緒に住んでくれるって言うから・・・。私たち親世代にとってはやっぱり同居っていうのはかなり大きいね。

 

 

:隣の別棟に入ってみれば今も斜めです。最初は住んでるから全然気にならなかったんだけど。子ども達が遊びにくるとおもちゃのミニカーが走り出しちゃう(苦笑)。住んでる時は気にならなかったんだけど、新しい家にいて、別棟の家に入ると斜めだと・・・。まっすぐが、気持ち悪い、逆に斜めの方がいい(笑)。

 

・白:いやいや(笑)

 

 


:まっすぐってこういうもんだと…感じましたね。テーブルにお茶をこぼしても慌てなくてすむ(笑)流れていかないから。

 

:あと、隙間風がすごかったんだよ。冬は寒い。当時は新聞を隙間に入れてたんだよ。畳の床がスースーしてたよね。

 

:あとお勝手口も寒い。。。

 

:冬になると下から冷たい風がきてたよね。

 

:うん。寒いのはあったね、風通しがいいから、夏は涼しいんだけどね(笑)。あとね、昔の家だから仏様の部屋は陽当たりがいいんだけど、生活する場は客間だけが陽当たりがよくて、そこはおじいちゃんとおばあちゃんがずっといたからね。みんなが陽当たりの良い家にしたいと言ってたんだよね。女房は今喜んでいるよ陽当たりがいいから

 

:明るいよね。

 

:この家に住んでみて暖かいと思うよね。友達の家にいくとうちとは違うな。寒いなって思うもの。

 

:玄関入って全然違うよね。

 

:寒い日は早く家に帰りたいと思うもん。うちの実家は寒いんですよ。正月とかもジャンパー脱がないし。ストーブかけてるし(笑)

 

:住んでみなくちゃ分からないよな。

 

:仕事でお客様の家に伺うけど玄関入っても寒いよね。

 

白:それってしょうがないとみんな思ってるでしょ。

 

:そうなんだよね。この家は家全体が暖かいよね。

 

:換気システムが無くても暖かいよね。

 

白:なくても充分暖かいですよ。

 

:断熱だからね。

 

白:ところで“ゆたんぽ”使ってます?

 

・主:何も使ってないよね。

 

白:いや、実は弊社で新築工事をさせていただいたお客様から「ゆたんぽ使わずに寝たの初めてです!」って言われて。

 

:そうなんだ。前の家ではゆたんぽ使ってたよ。

 

白:電気毛布とかね。寝れる、信じられないって。

 

:女房なんかも電気アンカも使ってたからね。

 

:前は毛布かけて布団かけて何かけてと、とにかく重かったよね。今2階は毛布と夏掛けの羽毛だけで大丈夫ですよ。冬掛け用だと暑いんですよね。

 

白:そもそもどんな家づくりが理想だったんでしょうか?例えば、「建てよう!」と決めた時に、どういう家にしたいという具体的なイメージはありましたか。

 

:最初は玄関も、居住スペースも分けた、完全二世帯住宅でいいと思っていた。

 

:別に分けなくて一緒でいいよと(笑)

 

白:親が完全分離を希望するパターンですか?珍しいですね(笑)

 

:それなら・・・ということで、家族みんなでじっくり話をして、「変に分けなくていいかな」って。そこからだね。家の間取りとか考えて、家を建てる前に気密性とか色々と白石さんには教えてもらったし、実際見に行って、そういう家を建てたいなと。

 

白:家を建てるにあたり住宅展示場に行ったりしましたか?

 

:展示場は行ましたよ。でもハウスメーカーで建てたいわけではなくて、間取りだったり、設備機器だったり、今どういうものがあるんだろうという興味で見に行って、それを白石さんにお伝えしていましたね。こういうのがあったんだけど、出来ますか?みたいな。I工務店とか、Sハウス、A社とかでしたね。

 

:私としては、営業営業しててすごくいやだったかな。それに展示場は生活感がないよね。

 

:まあね。生活感がないから、すごくきれいで間取りは広いけど高いねと。

 

:イメージはいいんだけど実際に生活したらこれ不便だよね。

キッチンとかおしゃれだけど、実際生活する時はどうなるの?って思ったもん。

 

:うん。いざ建てようとなって設備とか間取り、雰囲気や図面等をネットで調べました。でも階段の雰囲気とか自分で見ないとわからないからね。それを見に行ってた。もともとハウスメーカーではなく、近くの会社でって話していて、白石工務店さんは知っていたからね。ハウスメーカーだと営業色が強くってうちには合わなかったかな。

 

白:Oちゃん(長男4歳)どんな家が欲しかった?

 

Oちゃん:こういう家!

 

:理想の家ができたね!(笑)


:そう言えば、間取りについて言ったのは、仏間は欲しいとは言ったね。


:他にもいろいろ要望はあって家族で喧嘩しながらやったよね(笑)。こういうのどうっていうと、それはそうじゃないと(苦笑)。

 

:ずっと“明るい家”が良いって言ってたんですよ。以前の家は暗くって・・・。家族が過ごすところが暗いのはちょっといやだったから、明るい家がいいって希望はありましたね。あと、農家だから野菜を取ってきたりした時に、裏から入れるよう勝手口は絶対必要でした。子どもたちが裸足で上がってくることが多かったから足を洗って上がるようにしたかったのもありますね。それに家の中は、ユーティリティースペースが欲しいとかも言ったし・・・言い出すときりがなかったですね(笑)。

 

:前の家はさ、収納はあったけど、既に色々入っちゃってて、実際使える収納スペースが無かったよね。ジャンパーなんか自分の部屋に置かないで、ダイニングテーブルの椅子にかけちゃったりしてね。だからそういうのを解消できる収納が欲しいって言ってたよね。

 

:そうそう。家事部屋にも使えて、荷物も置けてっていうスペースは絶対欲しいって。

 

 

ちなみに家を建てる前に悩んでいたことはありましたか?

 

:間取りかな。部屋を作りすぎてもね。

 

:子どもが大きくなった時のために部屋を用意しておくかなど。

 

:先々を考えると、一緒に住んでくれるか分からないし。部屋ばかりあっても維持するのは大変かもって。

 

白:では、最終的に白石工務店で建てよう、契約しようと決めた訳は?

 

:もともと姉の家を建てた経緯で白石さんのことは知ってたからね。決定的なところは新しい知識をどんどん勉強して導入している部分と、私たちの変な意見でも遠慮しないで言えるからね。周りの友達とかでも家を建てるっていう人が多い中で、自分達の意見が話しやすいところがいいなって話してたよ。

 

白:今、家を建てようとしている人は30歳前後。もっと若い感覚も磨いていかないといけないなとは思っているんですよ。

 

:そうかな~。家族によってもいろんな年齢の方がいるから、白石さん位の年齢の人が一番いいかなと思うけど。感覚も分かってくれるし。お姉ちゃん達(夫婦)が決めた人なら間違いないよって。あれだけ用意周到で調べる人たちだから(笑)。

 

白:ハウスメーカーなど大手営業マンの話を聞いているじゃないですか。私の話を聞いてどういう印象をいだきましたか?

 

:やせててかっこいいとか?(笑)

 

:(笑)真面目に言うと、相談をして、いろいろ調べてくれて、教えてくれる。「これはダメ」とは仰らなかったですよね。こちらがお伝えしたアイデアが難しくても代案を教えてくれたし。俺たちは図面で見てるだけだから。白石さんが具体的な部分を考えてくれたよね。

 

:例えば、紙巻器はスタイリッシュなものを付けたいって言ったけど、私は速攻ピッて切れるのが良いって言って、ワンカットのものを提案してくれたりもしましたよね。トイレは毎日使うものだからって。

 

:あったね。おれたちのわがままを受け止めてくれてると思ったよね。

 

:建て始めてからも、2階の私たちの部屋のクローゼットの中の上段部分、最初はもっと出っ張っていたのを、布団の出し入れで頭ぶつかりそうだから引っ込めてくれないかとお願いしたら、既に完成していたものを壊して、すぐやりしてくれたよね。

 

:うん。階段の上の本棚をこうした方がいいとアドバイスくれたし、あそこは良いよね。

 

:白石さんと大工さんの関係もいいよね。大工さんにも話しかけやすかったし。白石さんのところじゃなかったら、現場に行って直接要望なんて言えなかったよって思う。すごく話しやすかったから。和室はこうしたいとか、板のこだわりとか話してくれたよね。大工さんと白石さんがしっかりコミュニケーションが取れてるから、私たちも言いやすかったよね。ずいぶん子ども達もかわいがってもらったしね。

 

:大工さんも他の職人さんも現場に入っても全然怒られないし、どんどん見ていってって言ってした。

 

:15時のお茶も一緒に飲んでたしね。

 

:建て終った時、もう終わっちゃったんだって感じがあったね。

 

:作る過程も見れたしね。

 

白:ただ与えられた仕事をやってるだけじゃ職人さんも面白くないと思うんです。お客様に現場で言われたことを、現場で考えてくれって。できることはやってって職人さんたちにはお願いしてるんですよ。納まりなんかもこうした方が良いって言ってくれるし。ハウスメーカーさんの中には職人さんはお客様としゃべるなっていうところもあるそうですよ。

 

:へー。そーなんだ。書斎の壁紙、頼んでないピンクが貼ってあって、番号間違えちゃったみたいで、ガラッと扉を開けたら絶句。ってこともあったね。面白かったね。

 

:土地の問題で実際に建てるのが遅くなっちゃったけど、補助金とか教えてくれて申請してくれたし。

 

:あの時間があったからいろいろ考えられたよね。

 

:土地の関係は時間がかかるよね。

 

住み始めて一番気に入ってるところ、良かったところを教えて下さい。

 

:俺はあったかい家だね。女房も同じですね。明るいとかいろいろ良い所はあるけどこれが一番だね。

 

:リビングを広くしたのが良かった。家族がそろっても圧迫感がないというか。皆それぞれ好きに過ごせるしね。

 

:思ったよりキッチンも広いよね。

 

:2人で入っても全然大丈夫だし。今はお腹が大きいからちょっと狭いけど(笑)(来月出産予定)

 

:夏はけっこう涼しいよね。

 

:風もよく通るし。冬は暖房付け始めたの11月すぎてたよね。それまでは暖房つけなくても大丈夫だった

 

白:夏はどうでしたか?

 

:エアコンを朝付けて、一日つけっぱなしだと冷えすぎちゃうから、寝っころがると寒いからサーキュレーター回してたよ。

 

:夏はエアコンは寝る前に切っちゃう。熱帯夜ってよく言われたけど全然感じなかったね。

 

白:冷暖房換気システムについてはいかがでしたか?(F様邸はエアコンの風を床下に送り込んで、夏冬を快適に住む設備工事をしました)

 

:最初床暖房つけたいって言ってたんだよね。

 

:床暖房だと冬しか使えないから、夏にも使えないかって。それで提案してもらって。

 

:外から帰ってきても涼しいって感じるよね。

 

:設定温度27~8度くらい、25にすると寒い。

 

:暑さ寒さについては完璧だね。

 

白:電気代はオール電化にして何か変わりましたか?

 

:電気代はしょうがないよね。冬はずっとつけっぱなしで4万円位。灯油・ガスなにも使ってないからね。すべて電気だからね。

 

 

ちなみに白石工務店に合いそうな方はどんな方ですか?


:誰でも大丈夫そうだけどね。

 

:うちみたいに同居するとなると、それぞれの意見があって、それをとりもってくれるから。2世帯を考えている人に良いかもしれませんね。

 

:私たちが「こうしたい!」っていった時にお父さんお母さんはどう思うってますかって聞いてくれてたね。

 

:そうだったね。かまえないで、色々と何でも聞いた方がいい。家を建てる時にいろんな相談をしたいと思ってる方がいいかな?

:いろんな選択肢を教えてくれるから。

 

:かまえないで何でも相談できるから。

 

:自然体でいられる。

:建物に対してああしたい、こうしたいと思っている人には良いよね。

 

:これはこうってきっぱり決まってる人よりは、相談したいと思っている人がいい。

ちゃんとしたものが無くても、0から一緒に話しながら作れるから。うちもそうだったし。

 

 

これから建てる人に対して気をつけた方がいいことは?

:こうと決めたことでも、違うな。。。と思ったらその時点で言うべきですね。工事が始まってたとしても、これ使えませか、ここはこう出来ませんか、とか意見をちゃんと言った方が良いですよ。理想と現実って、想像だけでは分からないけど、目に見えてくると、やっぱりこうした方が良かったな…とか出てくるので、その時点で言ってみるべき。白石さんはまずは聞いてくれるから。頭ごなしに否定されることはないと思いますよ。

 

:そしたら出来るところはやってくれるし、違う提案もしてくれる。

 

:契約した後でも我慢しないで言った方がいいよね。

 

:棚とかも部屋が出来てから付けてもらった。実際に部屋の形ができないと分からないから。

 

:部屋が出来てからでも、して欲しいことは言った方が良い。大工さんが工夫してくれるから。できるかはわからないけど。

 

:無理に細かいことは決めないで、後からああしたい、こうしたいと言うのもありだと思います。あっ、白石さんが大変になるのかな?(笑)

 

:ハウスメーカーではこの部屋はこう、この部屋はこうと決められていて、現場で大工さんは話さないだと、実際にこうして欲しいと思った時に、話せないと、後でこうじゃなかったのに…と思っちゃう。言ったとしても、こういう契約なんで、とか言われちゃうと、もう何も言えなくなっちゃう。そういう所は白石さんいろいろやってくれたので。

 

白:色々とお話をうかがいありがとうございました。

 

以上でインタビューは終了ですね。今後ともよろしくお願い致します。