大工 村田 知寛(むらた ともひろ)

大工のその先へ、目指すのは頼られる存在。
私で役に立つのならなんでもやりますよ!

【ニックネーム】むーちゃん
【誕生日】1997年1月14日(やぎ座)
【血液型】A型
【出身】埼玉県加須市
【趣味・お休みの日の過ごし方】
前は出かけることも多かったですが、最近は近場が多いかも。
趣味と言えるかわかりませんが、甘いものが好きでスーパーで見かけるとついつい買っちゃいます。和菓子、あんこ、団子が好きです。

大工ってどんな仕事?

大工の仕事は、家を完成させるために、現場で実際に手をかける仕事です。
木工事というと、大工さんの仕事、と想像できるでしょうか?
現場作業以外には、材料の選別や、工程の段取り、より仕事をしやすい環境を整備すること、周りご近所に迷惑をかけぬよう、清掃をすることなど、多岐にわたります

 

さらに…

白石工務店は、新築工事だけでなくリフォームや解体の仕事などありとあらゆる現場の話が舞い込んできます。白石工務店の社員大工は今、3人なのですが白石工務店での歴は私が一番長いので、いわゆる「ありとあらゆる工事」を担当することも多く。

あれ? 俺って解体屋さんだっけかな? という木工事現現場から遠のく時も(笑)
でも、白石工務店の原点は「頼られる大工」なので、私で役に立つのならなんでもやりますよ! という心持ちではいます。

入社のきっかけ 

小学生くらいの頃は、大工や職人が格好いいと思って、憧れていました。
一方で、子どもの頃の夢は夢でしかないとも感じていたので、実現するイメージはありませんでした。

その後、大宮の高校に進学したのですが、学校の雰囲気になじめず、中退することになったんです。
それからは2年ほど接客業のアルバイトをしていました。しかし、18歳を迎えた頃、同年代の友人が高校を卒業して、進学・就職していく中で、「ずっとアルバイトのままでいいのかな」と考えるようになったんです。
そんな時、テレビで建築の番組を見たことがきっかけで、子どもの頃の憧れが思い出されてきて、「大工になりたい」と思うようになりました。今のままでいるくらいなら、挑戦しようと思い立ったんです。

そして、建築の専門学校に入学しました。
授業が土曜日だけだったので、学校から平日は大工として働くことを勧められました。
家が近かったことと、卒業生の方が働いていたことのご縁で白石工務店を紹介していただいたのが入社のきっかけです。

「この仕事、やっててよかった!」と思う瞬間は?

「えっ、これどうすんの?」
そんな現場に出会った時、なぜかワクワクの気持ちが沸いてくるんです。

もともとは新築の木工事の大工に憧れてこの世界に入りましたが、一定の経験を経て気づいたのはリフォーム工事の面白さ。比較的、計画通りすすむ新築に対して、リフォームは、現場を開けてみて(解体してみて)はじめてその状態がわかり、そこから計画スタート。
でも、もう、解体しちゃっているからなんとかしないといけない。そんな時どうする? と知恵と技術を絞って解決する、これが最近、仕事の醍醐味に感じています。

大変だったこと・気をつけていることはありますか?

言葉が上手じゃなくて申し訳ないのですが、会社がしっかりしてきて、求められるレベルが上がっていくことにこちらも追いついていかないと、ということです。

10年以上前ですが、私が入社した時は、現場はもっとアバウトで現場の養生もチェックする人などいなかった。でも、お客様からより信頼を得るためにとそこに時間も予算もかけるようになって、意識が上がってきたという感じです。
本当に、職人もただ技術があればいいじゃダメですよね。

社内で「これをやらせたら右に出るものはいない」という特技を教えてください

ない、です。
だとダメですか? 
自分の中でここまでやりたいという想いはありますけれど、人よりもってあんまり思ったことがなくて。

でも、さっきの話の続きで言うと、大工の技術だけではなくて、それを伝えるというか、白石工務店の感謝祭などで手づくり椅子を子どもたちと一緒につくったりするコーナーがあるのですが、それは何回もやってきて慣れてきましたね。

今後、仕事(もしくはプライベート)で実現したい夢は?

夢もないです!
でも、白石工務店は、だんだんいい会社になっている気がするのでこれからも続けていきたいです。

村田さんってこんな人

まっすぐな人、一生懸命な人、そして意地がある人。「大丈夫!」という大工さんに必要な「気概」を持ち合わせている人です。
(畑)

行動が早い!テキパキしている人です。
(大野)